絵も内容も決して良質とはいえません。どちらかというと、おやつ絵本に近い印象を受けます。
が、扱っているものが干ししいたけというところに凛ととおった筋のようなものを感じます。
娘は今でもぼちぼちのしいたけ嫌いゆえ、小さい頃に読みたかったネタです。
読み聞かせには向いた話ではあるが、アクのある絵や構成で、使える団体と無理な団体が出てきそう。図書館とか難しいかも〜。
家庭で読むにはなんのも問題もなし。
13歳、干しじいたけが水に浸かってハリを取り戻すシーンに吹いていました。
ある程度干ししいたけに関する知識がないといけませんが、家庭で、読み聞かせでは是非実物と浸水実験をして読んでいただきたい。
歳がバレてしまいますが、このじいたけとばあたけの声が「日本昔話」のキャラクターボイスで聞こえて仕方ありませんでした。