パンがね、おいしそうなんですよ。
ほっぺた落ちそうなくらい、おいしそうなんですよ。
小さい頃は、この本を読むと「パン作る!」といって、母親や父親を巻き込んではパンを焼いていました。
それくらい、見開きページのパンはおいしそうなんです。
そして、出てくるカラスが一羽一羽個性的です。
パン屋さんの子どもたちもカラフルですし、パンを買い求めにくるカラス達も個性的。
大勢の子どもに読み聞かせるのもよいですが、隣に座って、「これは○○パン」とか「この、メガネかけているカラスは…」とか話しながら読むのにも向いています。
脇役のカラスにもストーリーをつけてあげると、またお話が広がりますよ。