謎につつまれた、巨大チョコレート工場を見学できるのは、
チョコレートの包み紙の中にたった5枚しか隠されていない
黄金切符を引き当てた子どもだけ。
そして、それを引き当てたのは一癖もふた癖もある子どもと、その保護者たち。
ウィリー・ワンカ氏の案内で工場の中を見学しますが、次々と騒動がおこります。
私がこの本を読んだ動機は、クェンティン・ブレイクの挿絵にひかれたからです。
おもしろかったので、当時小4の息子にもすすめました。
すると、「読み出すと止まらない。」とうれしい悲鳴の息子。
奇想天外な出来事にひっぱられて、ぐんぐん読み進めていました。
甘いチョコレートの香りにあふれているけれど、
かなり風刺もきいていてビターな世界です。