14ひきのねずみ一家が、洗濯に出掛けるお話です。
それぞれが自分の出来る範囲内で頑張って洗濯する姿がかわいらしく描かれています。
また、洗濯物を干し終わった後に書かれている
「そら たかく、むくむく にゅうどうぐも」という文章。
実際には、絵の中に入道雲や空も描かれていませんが、ねずみ一家が見上げる先には、本当にその景色が浮かんでいるんだなぁと感じさせてくれます。
ねずみ達の表情や仕草で、情景が目に浮かんでくるいわむらさんの作品が大好きです。
緑と水色を基調としたトーンの色使いがとてもキレイで、かつ爽快感を感じさせてくれるので、夏の季節にはピッタリの一冊です☆