表紙絵の雰囲気だけで、解説の多い絵本という名の図鑑かな?と、思いながらページを開いてみたら、きちんとお正月のお祭りについての絵本でした。
着るものから踊りの動きなども紹介してくれているのに、物語式で進んでいくので、大変読みやすかったです。
祭囃子に使う楽器(篠笛・大太鼓・締太鼓・鉦)も上手に描いてくれているので、この絵本を見ただけでどんなものなのか理解しやすかったです。
私が子どもの頃に見た祭囃子は大人がやっていたものですが、地方によっては子どもがやる祭囃子もあったんですね〜。
最近では、あまり祭囃子を見る機会がなくなってしまいました。とても残念です。
せめてお正月の三が日に≪獅子舞≫だけでも見たいものだなぁと、この作品を見て、改めて思いました。
すごくお正月を堪能できる作品です!!