白黒の絵ですが、なかなか印象深い絵です。
目移りしてこれが1番というねこを選べず、ついには全部つれて帰ることにしたおじいさん
干上がった池、草が1本もなくなってしまった野原
ねこたちのけんか
最後に残った1匹のこねこ
こういうところから、私たちは学ぶことが多いのではないかと思います。
何を?
それは、読み手にとって、聞き手にとって、それぞれに違うと思います。
私もこの絵本を娘に読み聞かせるたびに考えさせられることがありますが、3歳の娘はこのおはなしから何をかんじているのだろうか、いつもと思いながら読んでいます。
私が容易に娘に教えることができないことを、きっとこの絵本から学んでいるのではないかという気がします。