こちらの絵本は赤ちゃんから幼児期むけの「おやすみ絵本」なのかも知れませんが,大人が読んでもとっても素敵な絵本に思いました!
とにかく「美しい絵本」というのが私の印象です。
まず表紙の赤紫の背景に濃紺にも近いような絶妙の紫色の熊の親子,何とも言えないイラストの色使いに心を惹きつけられます。
そして中を開くと,熊以外の動物の親子も描かれていて,親子っていいな〜という想いに心がほっこりします。
無事に1日が終わることの幸せを感じられる絵本でもあります。
シンプルなめくるカタチのしかけですが,そのバランスがお話と合っているのがとてもよかったです。
ねむくない熊の子ですが,だんだん眠くなり。。。
夜の静けさと自然の温もりの中で眠りにつきます。
お話以外にも裏表紙などにも見応えいっぱいのこの絵本。
小さい子だけの絵本では勿体ないです!
ぜひぜひ大人も手に取って開いてみてほしいです!!
絶妙な色使いと味わいあるイラストのこの美しい絵本に魅了されますよ。