「あきぞらさんぽ」のお話がとても良かったので、冬になって「ゆきみちさんぽ」を読みました。雪が降り積もった日、女の子はお気に入りのマフラーをまいて、帽子に手袋、ブーツをはいて、お出かけします。雪道をさくさく歩いていくと、赤い椿の花や、きれいなつららを見かけて…。雪の日が楽しくなる絵本です。「ぴとっぴとっぴとっ なんのおと?」、おさんぽの途中に聞こえてくる自然の音に耳を傾け、主人公の女の子と共に自然の美しさに触れ、小さなことに感動する。この絵本を読んでいると、童心に返ります。
「なんのおと?」と読むところでは、子どもは身を乗り出し、一生懸命考えます。そして、その答えを早く知りたくて、目を輝かせてページをめくります。このシリーズは季節ごとにあるので、その時々の季節で親子で楽しく読みたいと思います。