戦争がどんなにたくさんの人を悲しませ大切な物を奪うのかを少しでも知ってほしくてこの本を選びました。
最後まで読んだあと、
「いわたくんのおばあちゃんのちづこさんって本当にいたんだよ」
と最後のページの写真を見せると子供達も衝撃だったのか
「どうしてこの絵本よんだの?」「悲しいでしょ」
というので「戦争なんてしちゃいけないってわかってもらいたいからだよ。二度としちゃいけないって思ってほしかったんだ。みんな忘れたらまたしちゃうかもしれないからママがあなた達に、あなた達が大人になったら今度はまた子供達に教えてあげなきゃいけないんだよ」
というと
「戦争なんて絶対やだ!」「みんな死んじゃったらいやだ!」
「絶対にしない!」と泣き出しました。
いわたくんのおばあちゃんの心の傷や悲しみを思うと胸が痛くて我慢できず泣きながら読みましたが、今こうして大切な家族と一緒に笑って毎日を過ごせる自分がとても幸せだと改めて思わされる絵本でした。