子どもに分かりやすく科学の原理を教えてくれる「かこさとし かがくの本」シリーズの一冊。
前半は砂糖と塩を量を変えて水に溶かす実験、後半は海の水が辛いわけのお話です。
コップの中の話から、突然地球規模の話になって戸惑いますが、それも科学的思考を身につけてほしいという、作者の狙いの一つだそうです。
娘と読んだ時は、後半部については、以前読んだバージニア・リー・バートン「せいめいのれきし」の記憶があったようで、抵抗感なく聞いていました。
前半の水に砂糖と塩を溶かす実験は、もちろんさっそく実践。もったいないと思う気持ちを押し殺し、「好きなだけ入れてごらん」と言ってやらせました。もうウキウキです。
(実際になめるときは、塩の方は「ちょっとだけよ」と注意しました)
実験後残った塩水と砂糖水は、しっかり料理に再利用してしまいました。