「お能の絵本シリーズ」の一つです。
まずこの本を見つけた時、“能”を扱った絵本が出てたんだ〜。と思いました。
巻末にシリーズにあたっての解説が載っていて。それを読んで、やっとこれが「お能」として有名な一つである理由が納得いきました。
主人公の一人である天狗が、早変わりで化けるシーンが見せ場だったのではないかと推測します。
昔のお話しですから、お釈迦様の尊い説法を聞く。というくだりも聞いている人たちの心に残ったのかもしれません。
登場人物が大人の僧や天狗なので、
絵も本のサイズ自体も大きく、見やすいのですが、子どもたちに読むときは、興味を引くテーマを作って紹介したほうがいいかもしれません。