数の本、数える本と思って読み進めましたが、読み終わって「なんか ちがうぞ」と思いました。
言葉の「音」「リズム」の面白さ、がぐんぐんと迫ってきます。
いっこ さんこ、いっこ さんこ、いっこ さんこ・・・。祭りの囃子のような、掛け声のようなものに捉えられました。
そして、イラストの色、配色、形がおしゃれで素敵です。
数、音、リズム、色、形が一体となっておしゃれで面白い世界を作り出していると思いました。音やリズム、色、形だけでも楽しめるので赤ちゃんも楽しめます。
ただ、「いっこ、にこ、さんこ」と3まで数えられるようになったら更に楽しめると思います。とっても楽しめると思います。「さんこ」まで数えられるようになった幼い子どもさんや、日本語を学習し始めたばかりの外国の人と一緒に読んでみたいなぁ。