ねむい ねむい よるがくると
おつきさまも おうちも ねむい ねむい。
ねむいねむい部屋には、ねむいねむいテーブル。
ねむいねむいカーテンや、ねむいねむい絵。
とにかく、「ねむい」という言葉が連呼される絵本です。
寝かしつけの為の絵本なのでしょうね。
なんとなく、文章が、非常に有名な、あるベッドタイムストーリーに、似ている気がしました。
お話というよりは、詩のような絵本です。
起承転結がなく、ただ子供を夢の世界へいざなう為の、子守唄のようでした。
そういう意図で作ってあるのでしょうから、
以前あった絵本と似てくるのは、仕方がないのかもしれませんが…
せっかくなので、寝かしつけの際に読んでみました。
眠たくなるのは、母ばかり。
あくびをかみ殺して読みきかせます。
「眠くない?」と聞いても「ぜーんぜん」とにこにこする息子がちょっと憎たらしかったです…。
これは、自分で読んでこそ、「ねむいおはなし」なのかもしれません。