視覚(に限らず)障害のある人について、タブー視したりかわいそうがったりするのではなく、本当に理解するには?と考えさせられる絵本です。
とはいえヨシタケシンスケさんなので、決して押しつけがましくなく、ユーモアがあって純粋に楽しめます。
付属の冊子に、「あとから“これって視覚障害の本だったんだ”と気づいてもらえればいい」というヨシタケさんの意見が書いてあり、我が家でもさりげなく置いておいて、子どもたちが自然に気づけたら良いなと思いました。
テーマがいつもと違うためか、デザインの雰囲気がいつものヨシタケさんの絵本とは違いますね。
使われている色数が多かったりして、ごちゃついた印象です。残念ながら表紙が特に…
いつもセンスがいいなあと感心しているので、その点で☆を一つ減らしました。