大多数の人が持っているものを持たない人に対して「かわいそう」と感じてしまうのはむしろ大人の方かも。そうではなくて、お互いにできること・できないことの違いを「へ〜、そうなんだ!」とフラットに受け入れる方がずっといい。これは是非、教科書に載せてほしいお話です。
また、ストレートに視覚障害者として描くのではなく宇宙人と地球人の対比にすることで、いわゆる道徳の教科書的な押しつけがましさを感じることもなく、とても良い工夫だと思いました。
5歳の子供はまだ本当に込められている意味は分かっていなそうでしたが、「便利とか不便とか自分の価値観で決めつけず、違いを楽しむ」ということが伝わればいいな!