ペチューニアシリーズでおなじみのロジャー・デュボアザンの作品。
スイス生まれでアメリカで活躍した、古き良きアメリカ的な画風です。
朱色と黒の二色の世界ですが、動物達の表情がキュートですね。
クリスマスの一週間前、トナカイさんたちがこぞって風邪にかかって寝込んでしまい、
サンタさんは仕方なく、くじらさんにプレゼント運びを頼みます。
豪快な発想です。
ちょうどクリスマス前、風邪やらウィルスが猛威を振るっているだけに、
妙にリアリティを感じてしまいます。
しかも訳出が関西弁!
なかなかこなれた関西弁で、ネイティブの私も納得の太鼓判です。
奥さんとのやり取りも突っ込み風で花丸です。
このノリ、ポイント高かったです。