娘が大好きなシリーズです。
読むたびに、停止、観察ページが違うのですが、毎回時間をかけるのは、カボチャが沢山ある場面、りんごの中に虫がたくさんいる場面。
「〜してるのどーれだ」とストーリーからそれて延々エンドレスで聞いてきます。
『さむいあさ』も大好きな娘は、いってきまーす、としばらくおうちに別れを告げる場面で、「あ、ここにカイがいる!!」と、ちっちゃなちっちゃなアヒルを発見、こんな細部のこだわりもあるんだなぁ、と思ったら。
海の上、サメの背びれに見えたものが、次のページではなんとペンギンの手をふるつばさだとわかったり、娘に指摘されなければ見逃してしまう場面が沢山。
やっとのことで最後に届ける本が『にちようび』につながっていることもそうですが、読む人ぞわかる、知る人ぞ知る、というのが、絵本を読む喜びをさらに刺激してくれるシリーズです。