私は半藤一利さんを決して忘れることができません。半藤一利さんは日本のいちばん長い日一運命の八月十五日を書かれておられます。これは大宅壮一さんの名前を借りて、大宅壮一編集として出版されました。大宅壮一さんは我が家とご縁のあった方です。私の母方の遠縁にあたるからです。それだけにこの本を読ませて頂いて、とても感動しました。これはあらためて戦争とは何かをしっかり考えさせてくれるからです。私はこれまで半藤一利さんの本は色々と読ませて頂きましたが、この本は特に共感できるところがいっぱいありました。素晴らしい本だと思います。