子供向けにわかりやすく書かれた法律の本・・ということですが、
正直、法律解説部分に関しては
かみ砕いた文になっているとはいえ、
わかりやすいか・・と問われれば、簡単にはうなづけないです。
ただ
この本の一番の肝は、
最後のパートに書かれている、
「いじめで悩んでてるきみへ」という部分なんだと思います。
そもそも著者が、いじめの被害者であり加害者でもあったということで
「当時の自分に法律の知識があれば、自分で自分を守れたかもしれない」という発想のもと書かれたものだそうで
最後のそのパートには、いじめられているときの具体的な証拠集め指南が書かれています。
きっと、この本が必要な人がいるんだと思います。
必要な人がいる限り、この本には意味があると思います。