十数年前、マラードさん一家が引っ越しをしたボストンの公園に行ったことがあります。白鳥のボートが浮かんでいて、絵本の通りでした。また、ドイツのいたときは、こういったかもさん親子の行列を何回も目にしました。まさに「かもさんおとおり」でした。でも新聞やニュースで取り上げられることはありません。つまり普通のことなのです。
マラードさん夫婦やこがも達1匹1匹の表情がそれぞれ自己主張していて微笑ましい限りです。アメリカで1941年に出版されていますから、65年間も読み継がれている絵本です。
ハラハラドキドキしたり、嬉しくなったり、ほっとしたりする楽しいお話し、そして絵。大事にしていきたいものです。