「たまごにいちゃん」は、たまごの殻をつけたままでいます。弟はもう黄色いひよこになってるんですが、お母さんに甘えたいこともあって、ずっと殻をつけたままなんです。でも、そんな「たまごにいちゃん」の殻にある日、ヒビが入ってしまって・・・
春になると、子ども達がグンと成長する気がします。この「たまごにいちゃん」を読んだら、子ども達の気持ちにも何か変化が起こるかもしれません。「甘えたい」と「自分でしたい」のはざまで揺れている子どもの心をよく描いています。
この絵本を読んだ小4の兄は「『たまごにいちゃん』て面白いね」と言った後、せっせと弟の面倒を見ていました〜。