初めてこの絵本を手にした時、正直困ってしまいました。
この絵本の不思議で魅力的な世界を、どう表現したら良いのか…どのように読み聞かせたら良いのか…。
悩んでいても仕方ないので、息子に読み聞かせしてみると、初めはあまり興味を示してくれませんでしたが、今ではお気に入りの1冊になりました。
何度も読んでいるうちに、コツというかがわかってきて、読んでいる私も楽しくなってきました。
自分なりに、間の取り方やスピードや声のトーンなど工夫してみたり、あえて抑揚をつけずに読んでみたり…
いろいろな楽しみ方があります。
きっと、この絵本は、10人読む人がいたら10通りの読み方があるのではないかなと思います。
息子が成長して、自分で絵本が読めるようになった時、どんな風にこの絵本を読んでくれるのか想像すると、今からとても楽しみです。
お子さんと一緒に、この絵本の不思議な世界をぜひ楽しんで欲しいな〜と思う1冊です。