きついことキライなくせに、
登山にあこがれているらしい7歳の息子。
そんな彼の母親である私もキツイことキライ!
でも富士山には上ったことあるゾ!
というわけで、私の偉業?を自慢するために、
図書館から借りてきました。
5合目まではバス、
いざ山道をのぼりはじめると、
見覚えのある道幅のひろい登山路と、
目の前にひろがる景色!
そうそう、このあたりは「登山」というより「散歩」だったな。
これで7合目なら登頂はラクラク余裕だ!と思ったな。
なんて、主人公と同じような感想を言いながら、読んでいく私。
でも絵本では意外にあっさり頂上についてしまって、
「あれ?」って感じ。
「いやあもうこんなもんじゃないよ!」
「何で富士山に来てしまったのか途中で後悔するくらい、
キツかったよ!」
「安易に、登ろうとか、考えないほうがいいよ!」
なんて、絵本の作者の意図するところとは
全く逆方向のアドバイスをした私でした。
作者の菅原さん、ゴメンナサイ。
ともあれ、絵本自体は、
登山風景、山小屋、頂上の様子などが、
絵ではあるけれども本物そっくりに描かれていて、
とても懐かしい思いがしました。