この本に出会ったのは息子がお腹にいるころでした。書店で何気に読んで、不覚にも泣いてしまいました。(この子が産まれたら一緒に読もう!)と心に決め、今は一緒に読んでいます。あの時の涙は息子のものだったのでは・・と時々思うことがあります。毎回、まばたきすら忘れて見入り、警官隊の隊長の顔に「撃ったらだめ〜!!」とゲンコツを数回、倒れたブルブルとムクムクのページに進むと口を真一文字にして涙をこらえています。ラストの2匹が笑顔で空を飛んでいくシーンでやっと「笑ってるね〜」と安心するようです。
大人の方でも感動できるおはなしです。