表紙のおばあちゃんの、ほんわかした笑顔と、主人公の絵の具達が、とってもかわいらしいんです。絵の具のお話だけに、水彩のやさしい色合いの絵なんですよ!
文房具屋のおばあちゃんは、一人暮らしなので、お店の文房具達が家族なんです。なので朝は、今は懐かしいハタキをかけながら、みんなに声を掛けてくれるのです。
そしてその中に、いつまでも売れ残ってしまっている「白色の絵の具」に、出番が来るように、子供達に声を掛けるのですが、出番はなかなか来ません。
信じて見守る事が、どんなに勇気づけられるのか、教えてくれました。私も子供達をおばあちゃんのように、大きく温かく包んであげたいなと思いました!