子どもの頃とても怖がりで、窓のカーテンにちょっとでも隙間があると、窓の外に何か怖いものがいるようで嫌でした。
学校への道沿いには、古くからの家が多く、瓦に変わったものが乗っていました。
その中に、ちょっと不気味な形のものがあって、夜中になると家まで飛んできそうで怖かったです。
もしその頃この絵本を読んでいたら、夜が怖かったでしょう。
屋根の上のかざりが、人間を嫌ってるなんて知ったら。
モノクロの絵が、不気味さをより出させています。
夜を楽しみに座っている姿を想像すると、鳥肌が立つようです。
難しい言葉が出てくるので、高学年以上におすすめです。