絵本の読み聞かせをされている皆さんには当たり前かもしれませんが、
本という存在の意味を改めて考えさせてくれる絵本でした!
ねこの国を治めていたレオ王。
贅沢なものに囲まれ、何不自由なく暮らしていたレオ王。
唯一気になることは、北のオットー王のもっている宝物。
そんな王とおきさきとの間に生まれた翼をもった王子。
ある日、王子は空へと舞い上がってしまい迷子になってしまいました。
そんな彼を助けたのは北のオットー王。
王子が北のオットー王から教わったこととは・・・・・・
文字が書けること、読めることを計る指標に識字率というのがありますが、
現在の世界の識字率は約75%。
もし世界が100人の村だったら、25人の人は字が読めないということです。
この絵本を読んで、本を読めるっていうことがどれだけ宝なのか!!
ということを改めて思いしらされました。
今はネット社会だし、大人が知らない間に子供も色々な情報を吸収できてしまう反面、
本離れが心配されていますよね。
でもやっぱ絵本を読むこと、本を読むこと、
そこで色々想像することってやっぱ素敵だなあと思ってしまいました。
翼というのも、新たな世界に飛び出すというイメージがあり、
それもいいなあと思ってしまいました。
そうそう巻末にアルファベットのお話リストが載っていて、
ぜひに1冊1冊読んでみたいですね。
息子は、王子が寝ている横にあるノアの箱舟のフィギアが気になったようです^^;
絵が細かいからこういった楽しみもあるのかもしれませんね。