タイトルの下の、「虫の音がきこえる本」と」いうサブタイトルに、『なるほど〜、エリック・カールの世界だもんな〜。絵で音を表現するのか〜』と、急いで開きました。
ぽかぽかあたたかいある日
ぽっこり!
こおろぎぼうやが うまれました
おおきなこおろぎが お誕生を祝って、羽をこすって挨拶を。
こおろぎぼうやも挨拶したくて、小さな羽をこしこししても…。
この後、たくさんの虫たちに会いますが、こおろぎぼうやは挨拶が上手にできません。
出てくる虫たちがとっても綺麗です。
じっと見つめていると、特徴がよく出ていて見入ってしまいます。
本当に、虫の音が聞こえてきそうな絵です。
後半出てくるうすみどりの蚊のページは、息をのみました。
ここのこおろぎぼうやの思うことも深い。
最後のページでビックリ。
あわてて、表紙を見直して、一人「うっかりものだな〜、わたしって」とにやりとしてしまいました。
虫の音の聞こえてくるこの季節、お子さんと楽しんでください。