タチヤーナ・マーヴリナの絵に魅せられています。
こちらも趣向を凝らした作品です。
メルヘンにテーマを絞って、ロシア語のアルファベット絵本です。
「金の魚」・「おだんごパン」・「つり目の兎」・「空飛ぶ船」・「おおきなかぶ」・「マーシャと熊」など私にとってなじみあるお話も載っています。
タチヤーナ・マーヴリナの絵は、ロシアの風土を感じさせてくれます。
ロシアの子どもたちが、ペチカの前で、親の膝の上、お話を聞きながら字を覚えて行くのだろうなと想像してしまいました。
巻末には、各お話のあらすじまでついていて、知らないお話は何とかして読んでみたいと思いました。
とっても贅沢な作品です。