この春、親戚の畑に遊びに行ったとき、そこで見つけた芋虫に大喜びしていた娘に、農家のおじいさんが、「そんなに虫が好きなら、こっちにもっとすごいのがいるぞ」と言って、腐葉土の中から掘り出してきたのが、カブトムシの幼虫。
それまで、カブトムシの幼虫なんて見たこともなければ、そんなグロテスクな生き物を飼おうなどとは考えたこともなかったので(私自身、虫嫌いではなく、娘が生まれて以来、ありとあらゆる虫を捕まえてきたので、余程のことがない限り驚きもしませんが、この大きさと感触にはびっくり!)、突然我が家にやってくることになった「カブちゃん」のために、購入したのがこの本です。
さて、どの本を選ぼうかと迷い、図鑑なども検討してみたのですが、虫の名前や生態よりも、とにかく飼い方を知りたかったので、この本に決めました。
この本、本当にすごいです! カブトムシやクワガタ、チョウやバッタなどから、ゲンゴロウやアリジゴクまで、いろんな種類の虫の飼い方が詳しく載っています。
しかも、この本の素晴らしいところは、探し方まで書かれているところ! どこに行って、何を注意してみれば、それぞれの虫が見つかるか、それはそれは丁寧に教えてくれています。
どんな虫も素手でひょいと捕まえてしまう娘ですが、探すポイントまでは知らなかったので、これからとっても役に立ちそうです。
同時に、益々いろんな生き物でいっぱになりそうな予感に、楽しみなような、こわいような・・・。
とりあえず、カブちゃんがみんな(15匹もいます!)元気に成虫になってくれるのを楽しみに待とうと思います。