4歳の娘のお気に入りの一冊になりました。
最後に、ニッコリ笑ったどろぼうさんに、会えるのが、大好きで、何度も読んでもらいたがりました。
「きつねのホイティ」と同じ作者の作品ですが、同じくお国柄のおおらかさを感じます。
何度も、傘を盗まれたしまう主人公が、その度に、また傘を買いに町まで行くのですから。
表紙の絵が、とても綺麗です。
本の中の挿絵の色使いも、とても工夫されていると思います。暗い夜の様子や、木の枝にかかった傘だけカラーで描いていたり。
最後の「どろぼうも、キリ・ママおじさんに会えて、うれしそうでした」というくだりが、温かくて、大好きです。