4作の昔話が入っていますが、
子供に一番うけたのは、「三びきのこぶた」です。
今まで、かなり簡略化したものばかりを読んできたのか、
ずいぶん、知っていたお話と違ったからです。
わらと木のうちを作ったぶたはあっさり狼に食べられてしまうし、
れんがのうちを作った豚と狼のトンチのやりとりの場面があったり、
最後は過激に狼を煮て食べちゃったり。
そのギャップにムキになって「え〜ちがうよ〜」なんて言いながら
聞いていました。
どっちが好きか尋ねたら、「前に読んだほう」とのこと。
「ママは?」っ聞くので「こっち」と答えると、
お互いに「何で、何で」と話にはなが咲きました。
子供は兄弟を助けてあげるやさしい豚が好きだそうで、
私は豚が知恵で狼をやっつけるところが楽しいと。
お互い「そうだねぇ」と納得。
ちなみに絵も子供には不評、私は最高!でした。