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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜 (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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ウェン王子とトラ」 アダム&デヴさんの声

ウェン王子とトラ 作・絵:チェン・ジャンホン
訳:平岡 敦
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:2007年06月
ISBN:9784198623531
評価スコア 4.81
評価ランキング 276
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  • 品格のある雄々しい姿に成長

     パリのセルニュスキ美術館所蔵の青銅器(殷代)〈雌トラ〉という作品と中国の赤ちゃんの時トラに育てられた子文(ジウェン)という男の子の伝説を合わせた作者の創作です。
     
     こどもたちを人間の猟師に殺された母トラが、
     その憎しみから人間の村を襲い、
     その国の王は占い師の言うことに従い
     ウェン王子(4・5歳位?)をトラに差し出すことに…。

     占い師の言うことには、“トラは王子に何もしない”
     これを聞いて、王子は幼いながらも父の心配をよそに森の奥へ。

     トラと王子の出会いの場面は、ドキドキでした。
     トラの母性がよみがえり、王子にトラとして学ばなければならない事を教える生活。
     月日が流れ、王子はトラに一番近いたくましい少年に…。
     
     虎は、雌だけで子育てをし、生後2年で子は独立するそうです。
     「虎の子」と言うくらい、自分の子を非常に大事にするそうです。
     成長したウェン王子を見るにつけ、獣も人間もなく、品格のある雄々しい姿に成長していて感動しました。
     読者も母トラも救われるエンディングに、この絵本の完成度の高さを感じます。
     絵が、本物(中国画)に接した感動を与えてくれます。
     トラのかくれがのページは圧巻です。
     表紙絵は、この絵本の核となる最も素敵なシーンを使っていて、表紙を見ただけで、この感動がいつの時でも蘇ってくることでしょう。
     息子は、「かっこいい」を連呼していました。

    投稿日:2009/09/25

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