所用で海外に行くことになり、海の向こうで待つ娘のためにプレゼントしたのが、この絵本です。「どこにいても、ママはいつもいっしょにいるよ」・・・そんな気持ちを込めて。
母トラの怒り、悲しみを思うと、人間として、本当に胸が痛みますが、我が子を思う母の愛は、永久のもの。ウェン王子の瞳の中に、我が子を見出した母トラの心に、再び母としてのやさしさが、我が子への慈しみが、あふれてきます。愛は憎しみにも勝る、母の愛は人も動物も同じ、なのですね。
寅年の今年、この絵本に出会えたことを心からしあわせに思っています。