表紙からこの絵の持つエネルギーに引き込まれるようでした。
おはなしは昔話のようでもありますが、トラの世界を「人と異なる生物の世界」または「文化の異なる国や地域」もしくは「考え方の異なる人同士」などと考えると私た今暮らしている世界にもこのような構図はありそうに思います。
そんな時、ウィン王子のように、相手の世界に飛び込み、相手を知り、信頼し会う関係を築けたらどんなによいだろうと思いました。それは並大抵のことではないということもこの絵本から伝わってきます。
いやいや、まず身近なところから。攻撃ではなく、信頼し、寄り添うことをしていけばいいのかもしれないと思わされました。