名作中の名作で、多くの方が小学生のころに学校で読んだ記憶があるのではないでしょうか。
わたしは小学校一年生のときに、クリスマスプレゼントにもらって読みました。
当時の私にはお話が難しかったのか、ストーリーの印象はあまり残っていないのですが、この絵だけは、はっきりと覚えています。
静かで、独特の世界観のある絵で大好きでした。
当時の私は、きつねがいてもおかしくないような田舎に住んでいたので、わくわくしながらごんぎつねを探したものでした。
中学年くらいになってからは、おはなしの悲しさや切なさがわかってきて、また違う読み方をしていたように思います。
年齢に応じた読み方ができるのも、この『ごんぎつね』のすばらしさの一つではないでしょうか。