意外とページ数があって、本扉を入れると36ページでした。
でも、各ページのテキストは短く簡潔なので、「長い」という感じはしませんでした。
つま先に自分の想いをのせてしまう、引っ込み思案なすーちゃんの様子が、それぞれのエピソードからよく伝わってきました。
私は友だちのれいちゃんのウチの猫の目が怖いのに、みんなに合わせて「かわいいね」といってしまうシーンで、すーちゃんがきょどっているところが好きです。
(この猫、ほんとにかわいいのに…)
つま先から出てくるなんか不思議なものたちも、物の怪みたいでかわいかったです。
すーちゃんみたいになにをするにも引っ込み思案なお子さんたちに、特に読んでもらいたいです。