クリスマスプレゼントをまっさきにもらった、子うさぎのましろ。
もう一つどうしてもプレゼントが欲しくなり、知恵を働かせます。
サンタさんはもちろん、そんなましろの知恵なんてお見通しなんだけど、温かい目で、気づかないふりをしてあげるんです。
サンタさんの、子どもを優しい目で見守るおおらかな気持ち。
それが、ましろの良心を目覚めさせるのでしょう。
後悔し、反省するましろ。
うそをついたのはたしかに悪いことでした。
でも、自ら悪かったことに気づき、どうにかしてつぐなおうとする真っ直ぐな気持ち。
それが、最後には素敵な結果を生むことになるんですね。
うそをつくのは、悪いこと。
そう幼稚園でも習っている4歳の息子は、最初のましろのつくウソが納得できない様子でした。
でもきっと、もう少し大きくなったら、ましろの気持ちが理解出来る様になるのかなと思います。
毎年、クリスマスの時期の定番絵本になりそうです。