モジャモジャな毛を友達にからかわれたウール。友達に会いたくないからと明日が来ないでほしいと祈ります。
お母さんもお父さんもウールの毛は暖かくてかっこよくて大好きなのにというシーンがとても心に残りました。親はどの子のどんな所も愛しているのに、現実も一緒で子どもの世界では友達の存在が大きくすべてなのだなと思い、切なくなりました。
最後にはモジャモジャの毛だからこその素敵な事が起こります。
これを読み終えたとき息子は「ぼく明日が好きだよ」と言っていました。
ウールも明日が好きになったに違いありません 。
とても心に響く絵本でした。