まっすぐ、まっすぐ。
それは、おばあちゃんのいう「まっすぐ」の意味と少し違ったけれど、男の子はおばあちゃんの言ったとおりにまっすぐ、まっすぐ歩いていきます。
知らなかったもの(お花や蝶々)に出会い、川があれば「こうやっていけばいい」と靴を脱いで渡り、丘を登り、ただまっすぐに。
ひとりでおばあちゃんのおうちに行く、それだけのことで男の子がぐんと成長したように感じます。こういう経験って大切ですね。
息子達にも、こんなふうに素直にまっすぐに生きていってほしい。いつか困難にぶつかった時も、男の子のように自分の力で乗り越えていけるようになってほしいと願わずにいられませんでした。
淡々としたストーリーですが、感動しました。