6年生への読み聞かせの2回目は、
今現在、戦争やテロのために、難民となっている子供たちの物語
「ともだちのしるしだよ」を読みました。
続けて、この絵本を取り出した時、子供たちは
しんみりとした空気で、前の本を読み終えた後だっただけに
「えっ? ラーメン??」とびっくり顔(゜.゜)です。
「ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびした。」
前で体育座りしている男の子が、「ラーメン、うまそう」とポツリ。
「となりでミケがあくびしたとき、となりの・・・」
体育座りの男の子二人が、笑いながら「…トイレだ」
どんどん繋がって行きます。
最初のうちは、何が始まったかと 空気がざわついていましたが、
だんだん、次は何が出てくるかと期待されていくのがわかります。
期待から、また疑問へ。
「なぜ、この男の子は倒れているの?」
みんなの顔に、そう書かれています。
でも、私は何も言わずに本を閉じました。
あえて、裏表紙の、男の子が立ち上がって月を見ている絵を
見せませんでした。
教室を出てから、先生が生徒に言っているのを ドアの前で聴きました。
「この地球の上で、今どんなことが起こっているのか。
日本だけではなく、世界の平和について、考えてみよう。
冬休みの間に作文にしてきてください。」
・・・私のせいで 6年生に 宿題を増やしてしまった?・・・^_^;
でも、きっといい機会だと思います。
どんな作文が、書かれてくるのか、楽しみにしています。