ワイルドがこんな幼児・児童向けのお話を残しているとは知りませんでした。いもとようこさんの手による、世界名作シリーズを知ってから3冊目にこの『しあわせの王子』を読みました。
年長の息子の正直な感想は「よくわからなかった」ということでしたが、読んでいる私の方が心洗われる感じでした。
息子にとっては、ルビーやサファイアの宝石、貧しいという概念などなど理解がまだ及ばなかったんだと思います。ですが、「世の中に苦しんでいる人がいる」「自分のことは差し置いてでも苦しむ人々を助ける賢者もいる」ということが理解できるようになる小学生頃(?)には、ぜひまた読んであげたいと思います。
こういう名作は、本当にいつ読んでもいいものですね。