ひろしは、新しい自転車を買ってもらったので、三輪車には乗らな
くなったので、「もう 乗らないんだったら 捨ててきなさい」と、言
われて、ひろしは、ごみ置き場に捨てに行きました。
次の日が雨だったので、昨日捨てた三輪車が雨に打たれている
のをみると可哀そうになってごみ置き場に来てみました。
とかげ・かたつむり・もぐら・ねずみ・のらいぬたちが、三輪車を
譲ってほしいと頼まれますが、言い訳を考えて諦めさせます。
ゴミ収集車がやってきたので、急いで三輪車をゴミ置き場の外へ
出しました。
「これは ぼくの 三輪車だ。
もう 捨てたりなんかしないぞ」
やっぱり、愛着のある大切な三輪車だから、なかなか捨てられな
い気持ちが伝わってきました。