シリーズ物のお話。
前のお話で心に変化のあった魔女のおばあさんが、もえちゃんに「魔法を教えたい!」と思い立ち、実行に移します。
でも実際のところ、魔女のおばあさんはベンチだし、二人をつないでくれるほうきだって、魔力が切れかかったオンボロだった筈。
なのに、何とかコミュニケーションが取れていること自体はちょっとご都合主義な感じもしますが・・・
もえちゃんのお家が急に外国に行くことになってしまう急展開。
それでももえちゃんが魔法が使えるようになりたいと思った理由に、胸が熱くなります。
二人の心のつながりが感じられるお話で、最後はやはり切ないけれど心が温かくなるものでした。