息子が「れいぞうこのなつやすみ」の本を書いた人の本だよ。
といって、図書館から借りてきた本です。
池野かめきち。妹のこいちゃん。そして、
かあちゃんと、とうちゃん、と、ねこのミケ。
池野家の“かめ”に“こい”なんて、なんだかサザエさん一家の
淡水編みたいな名前で、毎週サザエさんを楽しみにしてる息子が
「きっと、この本を描いた人もサザエさんが大好きなんだね」
案外そうなのかもね?って思いながら、こうなると、
両親の名前も是非に知りたいところ。
シリーズが進めば、父ちゃん、母ちゃんの名前も
明かされる日が来るのでしょうか?
とても楽しみになります。
さてさて、お話しは・・・
3年生のかめきちは、夏休みの自由研究を
何にするかで頭を悩ます毎日。
そんなときに仲良しのしんごが、
犬のポテチの口に輪ゴムをはめて虐待まがいの
実験をしてるところに遭遇。それにつきあってしまったかめきちは、
ポテチからの被害届けが出て、しんごと一緒に「3日間犬の刑」で犬にされちゃった!?
一体、どうなるのだろう?と思う反面、この内容は少々頂けないな〜
って親として感じました。
ですが、自由研究はどうしたらいいのか?
かめきちとしんごが、次に思いついたアイデアは?
はたして、宿題は新学期までに終わるのでしょうか???
物語の最後まで、自由研究はどうなるのか?
その行方がとても気になり、息子は一気に読んでしまったようです。
それから、このお話しにはとてもおもしろい
かめきちの疑問が描かれていて、
それに答えるおもしろキャラの父ちゃんもいい味出してます。
例えば、「なんで鼻は顔にくっついてるんやろ」と
首をかしげるかめきちに
「ケツについててみ。へぇこいたとき、くさくてかなわんで」と
答える父ちゃん。といった感じ。
漫才のような会話が飛び交う池野家は、今日も元気いっぱい!!
で、ごく一般的な家族で笑いがこみ上げて来ました。