低学年のお子さんたちに薦めたくなる素敵なシリーズです。
1巻目はおばけに会う度に驚いていたひとしですが、
2巻目の本書になると、驚いたのは最初だけで、あっという間に、博物館に住みつく不思議なおばけ達と仲良くなってしまいます。
恐竜って、子どもの頃一度は好きになる魅力ある生き物ですよね〜。
今回はその恐竜の骨が、恐竜のオバケとなって、昔何度も会いに来てくれた「ゆうた」という少年に会いたい。と、ピーポポ・パトロールのひとしは呼ばれていきます。
恐竜のおばけは復元されたレプリカの姿に心を宿して、
「ゆうた」少年は大人となり、一児の父親になった姿での再会となりました。
このシーンはジ〜ンときました。
柏葉さんは、ホントに素敵なシュチエーションを描いてくれる作家さんだなと、思います。
そして、西川おさむさんのイラストが、物語にとてもハマっています。
最期に「ゆうた」の息子の「ゆういち」と、ひとしが仲良くなれるといいな〜。続きが楽しみ。