アーノルド・ローベルの絵です。
原作は1985年に出版されているようですが、日本での出版は2003年でした。
主人公の男の人はお年頃で彼女がほしいようですが、趣味が帽子のコレクターというちょっと変わリ者だったためか、彼女はなかなかできないようでした。
腐った気分を盛り上げようと、ある帽子屋に入って、帽子を選んでいると……。
ストーリーだけ見ると、あまり子ども久米ではない作品のような気がします。でもこの落ち込んでいる男の人気持ちとは逆にとてもとても派手ないろんな帽子が登場して絵的には派手で盛り上がっていきます。
この絵本は全部読み手が読んでしまうより、帽子関連の作品をブックトークして、その中の1冊として紹介してみるのがいいかなと思いました。