さむがりやのねこが、あたたかい南のくにをめざして旅に出ますが、途中でとんだ災難にあってしまいます。洋服のかごの中で寝ていたところを服と一緒に洗濯され、そして気づかれずに絞られて、しまいには吹雪の中に干されてカチンコチンに凍ってしまいました。
読んでるだけで寒くなってしまいます。寒がりなねこは大丈夫なのかと心配していたら、走って逃げ始めるねこ。そのうち体が温まり、ねこはうれしくなってしまいます。
寒いと外に出るのも体を動かすのも嫌になったりするものですが、そんな時こそ、このねこのように体を動かすのがやっぱり一番ですね。
また冬になったら読みたい絵本です。