私は母を、「うろおぼえ だなぁ。」と思うことがしばしばあるけれど、この“うろおぼえ一家”に出会えば、そんな母が可愛く見えちゃうほど、家族全員見事なる うろおぼえ!!
その凄さは、「この家族、大丈夫か?」と思えるほどで、うろおぼえで済ませていいレベルなのか首を傾げたくなるほど。
まず朝早起きした理由がうろおぼえ。
お買い物のためという理由がわかっても、何を買うのかもうろおぼえ。
お父さん、お兄さん、弟、妹で買い物に行くのですが、皆うろおぼえで、それぞれのうろおぼえワードが少しずつ違うので、読者にとっては買いに行きたい物のヒントとなります。
3歳の子どもには少し難易度が高いのか、
「なんで忘れるの?石、いらないよねぇ〜?」と不思議がっていました。
確かに、ここまで凄まじい“うろおぼえ”な人に母でさえ出会わないのだから、まだ3年しか生きていない子どもには面白さが分かりづらいのかも?
もう少し大きい子であれば、楽しめると思います。