きかんしゃトーマスのアニメ絵本ですが、今回の主役はトーマスではなくて、古くて小さい「スカーローイ」という機関車です。
息子は機関車はみんな大好きですが、特に息子の好きな赤いボディで、小さいスカーローイのことが好きになったようです。スカーローイが客車を引いて景色を楽しんでいるところは、のどかな雰囲気がとっても伝わってきて、読んでいても楽しいです。また、急な坂になったり下り坂になったあたりでスカーローイの調子が悪くなってきて、でも、頑張って駅まで客車をひっぱる姿は、読んでいるほうも応援したくなります。
古いし小さいけれども、なんだかとっても愛着が持てる、働き者の可愛い機関車で、最後にスカーローイが壊れているところを直してもらって現役に戻れるようになったシーンは、読んでいるほうも嬉しくなりました。